【準備が大切】コミュニティを活性化させるメンバーの選び方
初期段階のコミュニティーを盛り上げる3つの要素を紹介しますが、結論はズバリこの3つです。
- ビジョン・ミッション
- ファシリテーション能力
- 初期メンバーの人選
この3つがコミュニティーの初速つけるために大切な要素です。
- ビジョン・ミッションによって、コミュニティーの行く先が決まります。これらが明確に定まっていると、メンバーが迷わなくなります。
- コミュニティマネージャーのファシリテーション能力によって、コミュニティーの文化が作られ、そして活動が起こります。
- メンバーは、ビジョン・ミッションや、コミュニティマネージャーのファシリテーションを受けて、行動のきっかけを手に入れます。初期メンバーは確実に動けるフットワークの軽い人を選びます。

初期メンバーに適した人材について
今日はこの3つのうちの1つである「初期メンバーの人選」についてお話しをします。
初期メンバーは、主催者の肝いりの仲間を集めると良いですよ。それが失敗の確率を低くするやり方になります。
基本的に、コミュニティーオーナーとコミュニティーメンバーの信頼関係はとても大切なので、初期メンバーは『既にオーナーとの信頼関係が築けている人』、または『オーナーと信頼関係のある人からの紹介者』で構成していくと良いでしょう。
それなので、僕はクライアントさんに「コミュニティーを立ち上げる時は自分の信頼できる人を30人集めてください」と伝えています。
初期メンバーを集めるための準備

コミュニティーをやると決めたら最初に準備をするのは30人の人選リストアップです。この30人は、基本的には、あなたが信頼するトップ30で考えていくものですが、コミュニティを運営する上でほしいスキルがあります。
- あなたと信頼関係が築けている人
- コミニュケーション能力の高い人
- SNSを使った発信力のある人
- 明るい人
- 心と生活にゆとりのある人
このような特徴を持った人を集めていきます。
①あなたと信頼関係が築けている人
信頼関係が築けている人は、オーナーの意思や、意図を汲んでくれやすいので、運営においての阿吽の呼吸が使えるようになります。コミュニティーは、会社のように肩書や職員で人を動かす事はしませんので、信頼関係による阿吽の呼吸がとても大切です。また、オンラインという特性上、意思の疎通が難しくなりますので、事前に信頼関係が築けているアドバンテージは大きなプラス要因です。
また、信頼関係があれば、困りごとを聞いてくれたり、グループをの盛り上げ役を買って出てくれたりします。コミュニティー運営は、会社経営と同じ位難しいので、困りごとやお願い事をできるメンバーが近くにいてくれると心強いですよ。
②コミニュケーション能力の高い人
コミュニケーションが得意なメンバーがいることで、新メンバーのケアや、主催者とメンバーの間の情報ギャップのズレを補正したりと、とても重宝できる存在です。
新規入会ほやほやのメンバーは、既存メンバーと交流をしづらいマインドにあるので、新メンバーと既存メンバーの間を取り持つ貴重な存在です。あなたのコミュニティ運営を助ける強力な存在になります。
③SNSを使った発信能力のある人
SNSの発信量の多いメンバーは、口コミマーケティングを実施するときにとても頼りになる存在です。
コミュニティーを広げようと思うとどうしても予算の関係上や、ビジネスモデルの性質上、広告費0で運営をせざるを得ないケースがよくあります。そんな時はSNSの出番なのですが、限られた人しかSNSを使えないアナログなコミュニティでは、限られた人にしか情報を届けることができません。したがって、より多くのSNSの発信能力のあるメンバーが拡散には大切になりまして、彼らの力を借りながらコミュニティーを広げていくことになります。
④明るい人
いつもニコニコと前向きなメンバーは、無条件にありがたい存在です。コミュニティーの潤滑油になってくれる人たちです。
コミュニティは、コンテンツの流行り廃りのサイクルが早いので運営はとても苦労をします。そんな中でも、日々の活動や交流をなんとか楽しみながらコミュニティーを運営するわけですが、明るい人の存在は、そんな運営者を前向きにします。さらに、コミュニティの中で前向きに振る舞う彼らの存在が姿勢が、周りのメンバーに好印象を与えます。
コミュニティーのコンテンツをより楽しくする『調味料的な役割』を果たしてくれます。ですから、明るさというのは何よりも大切にしたい特徴であります。
⑤心と生活にゆとりのある人
コミュニティは、同じ共通点を持った仲間や、同じ価値観を持った仲間が集まる場所ですが、生活レベルや幸不幸の状況はさまざまです。そんな中で、心と生活に余裕のあるメンバーは、大局から俯瞰的にコミュニティを捉え、メンバーを助けたり、支えたりしてくれるものです。
また、コミュニティーマネージャーが手一杯になった時や、オーナーがトラブっているときにアドバイスや手を差し伸べてくれることがあります。
普段は表に出なかったりするケースもありますが『コミュニティの守神』のような存在として、とても頼りになる存在です。

コミュニティーを始めるときに初期メンバーを選ぶならこの人!というテーマで書いてきましたが、初期メンバー選びは本当に大切ですので戦略的に進めていきましょう。
コミュニティーが1年間継続するか否か、そして盛り上がった状態を作れるか否かは、この3つの要素がとても大切です。
ぜひご自身のコミュニティーの3つの要素を再確認して不足があれば改めて補填するようにしていきましょう。皆さんのコミュニティーライフを応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。