【一覧表公開】コミュニティ運営に向いてる人のポータブルスキル・条件とは

コミュニティの記事

日本では、2015年頃から「コミュニティマネージャー」という職業がチラホラと出始めて、まだ5年足らず。それなので、コミュニティマネージャーの定義や役割が未確立な部分があります。

現役のコミュニティマネージャーに聞いてみても、思いつき(?)で「コミュニティマネージャーに必要なスキルは〇○なかぁ〜」と言ったりする感じで、真に必要なスキルが顕在化しきっていない印象を持っています。そこで、今回は人材市場で使われるフレームを使ってコミュニティマネージャーに必要なスキルを解説していきます。

著名人がオンラインサロンを始めても失敗する理由とは

せっかく開設したオンラインサロンも、わずか数カ月で停止してしまうものも少なくありません。失敗の要因は、主に次の2つが重なる時に失敗は起こります。

  • コミュニティ運営に必要なスキルを持ち合わせていない
  • コミュニティ運営を自力でやろうとする

コミュニティ運営のスキルを持ち合わせていない場合は、コミュニティ運営に長けたコミュニティマネージャーとコンビを組んで運営をすれば大丈夫です。しかし、コミュニティを開設するまで、「自分にコミュニティ運営のスキルが無い」ことに気づいていない方もたくさんいらっしゃいます。

そのような方は、この先をじっくりご一読くださいね。ここから先は「コミュニティ運営に必要なスキル」について深掘りをしていきます。

コミュニティ運営に欠かせないポータブルスキルとは

人材・転職市場では当たり前になっている言葉として、「ポータブルスキル」というものがあります。

転職活動では、即戦力候補としてこれまでのキャリアで身につけた業務知識やスキルが重要なのは言わずもがなですが、業種や職種に限定した知識・技能以外にも人材としての価値を大きくするスキルがありまして、それが「ポータブルスキル」になります。

ポータブルスキルとは、「業種や職種が変わっても通用する”持ち運び可能”な能力」と定義されていまして、つまりは転職して別の職場で働くことになっても持ち運びができ、どこでも通用する能力のことを指しています。

持ち運びできるスキル(ポータブルスキル)と持ち運びできないスキル(ローカルスキル)とは

持ち運びできないスキルとは、特定の職場だけ、あるいは特定の業種・職種だけで活用可能な能力のことを指しています。例えば、美容師さんの「髪を切る技術」は他業種や他職種には転用できない技術ですね。職場を一歩出たら別の会社で使いまわすことができない知識や技術を持ち運びできないスキルと指します。

これに対して、持ち運びできるスキルとは、普遍的な能力に近いスキルを指します。仕事においては、スケジュールをきちんと建てていく「計画力」や仕事のPDCAを回していく「推進力」「改善力」、対人コミュニケーションの際に求められる「説明力」や「調整力」といったスキルがこれにあたります。転職をして成功する方は、ポータブルスキルに優れている面があります。

「マネージメント」「コミュニケーション」以外にもある!ポータブルスキルの種類と一覧とは?

下の図は、ポータブルスキルを一覧表としてまとめたものです。こちらをご覧頂くと、ポータブルスキルは「業界や職種に限定された専門スキル」というよりも、「業種や職種が変わっても通用する持ち運び可能なスキルで『より本質的』なスキル」であることが分かります。

現実社会では、会社名や肩書、学歴、資格で評価されがちですが、これらの情報は「所有している専門スキルを想定するための指標」にすぎません。ウィズコロナ・アフターコロナ時代に本当に必要になるのは、不透明な社会でも生き残るたことができる本質的なスキルであるポータブルスキルなのです。もちろん、コミュニティ運営のスキルとして大切なのも、このポータブルスキルなのです。

ポータブルスキルのセルフチェック診断で自分の才能に気づく方法

ポータブルスキルは可視化しづらいので、どうしてもざっくりまとめられがちです。例えば、「あなたのマネージメントは素晴らしい」とか、「あなたはコミュニケーションが下手」のように。ポータブルスキルあるあるなのですが、「マネージメント」や「コミュニケーション」という使いやすい言葉にまとめられがちなのです。

でも本当はそうではなくて、上図のようにもっと価値と機能を細分化できるのです。

コミュニケーションと言っても、「話す力(スピーキング)」「傾聴力(ヒアリング)」という機能がありますし、「質問力(インタビュー)」「励ます力」「語彙力(ボキャブラリー)」などもあります。

その上で、「話す力」に長けていれば司会者やファシリテーターというポジションに向いてるかもしれませんし、「傾聴力」に長けていればカウンセラーや営業職に向いているかもしれません。あなたのポータブルスキルを細分化して、セルフチェックをすることでさまざまな才能に気づくはずです。

最近では、ポータブルスキルをセルフチェックするための無料ツールもありますので、それらを積極的に活用してもいいと思います。

コミュニティをマネージメントするために必要不可欠なポータブルスキルとは

最後に、コミュニティマネージャーとして持っておきたいスキルについてお話しをします。

ぶっちゃけ、コミュニティのタイプや目指している目標、そして運営チームメンバーとの相性や凸凹によっても必要なスキルが異なるので、今回は一般論としてお伝えします。

僕の答えは下図の通りです。

僕の答えを解説しますと、「対人間力」については、『母性力』が大切だと思っています。良いコミュニティマネージャーは『母性力』を持っている方が多いですね。居心地の良さをつくるのは母性力です。これは家庭でも同じですね。

「対自分力」「対課題力」については、正直なところどれも必要でして、このスキルを運営メンバー間で補い合いながらバランスの良いチームをつくることが大切です。コミュニティをビジネスとして運営する場合は、なおのこと運営チームづくりが大切になります。

コミュニティビジネスは究極のWebサービス!オンラインサロン運営はかなり大変

現在は、コミュニティブームのため無料から有料からたくさんのグループが作られています。オンラインサロン用のプラットフォームも増えてきました。

コミュニティは軽くみられがちですが、会社経営と同じくらい難しいものです。

これによて、コミュニティを作るのは簡単になりました。オンラインサロンであれば、Facebookでグループを作るだけでいいわけなので。

ところが、まともにコミュニティをビジネスとして運営をしようとするとかなり大変です。実態としては、まともに運営ができているオンラインサロンは「10~20%」の割合というのが現実です。

ですから、先ほども書きましたが、運営チームは「バランス」が大切なのです。

特にオンラインサロンは究極の「Webサービス」なので、イベント力や企画力などを含めた「コンテンツ力」や、挨拶やQ&Aなども含めた「コミュニケーション&エンゲージメント(C&E)」が大切です。

オンラインサロンと相性のいいジャンルについてはこちらの記事を参照してくださいね。

僕は、コミュニティ運営とは呼ばずに「コミュニティ経営」と呼ぶ方が正しい表現だと思っているのですが、これを話すとその場が「?」「?」「?」となってしまうので、コミュニティ運営と呼び続けています。

ポータブルスキルの一覧表をかみ砕いてカジュアルに解説します!コミュニティ運営に大切なスキルとは?

ポータブルスキルの一覧表での見解を踏まえて、コミュニティマネージャーに必要なスキルをカジュアルな言葉で10個ほど紹介します。

  1. やる気のある人
  2. 全体感のある人
  3. 言葉遣いが柔らかい人
  4. 目配り、気配りができる人
  5. 「とりあえず動いてみる」ができる人
  6. マメな人
  7. 周囲を巻きこめる人
  8. 応援ができる人
  9. 学習し続ける人
  10. SNSを使いこなせる人

ハイ、こちらの10個が特に大切なスキルだと思っていましたので紹介させていただきました。しかし、これもコミュニティマネージャーの能力を表す一般論でありますので、あくまでもご参考として頭の片隅に入れておいて頂けたらと思います。

最後に、「マメさ」についてまとめた下の画像を見ながらお別れをしたいと思います。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。