オンラインサロンと講演・セミナー・ワークショップの違いとは?

コミュニティの記事

今日は、僕がたくさんのオンラインサロンの相談を受けてきた中で、多くの方が「誤解している」と思う点についてお話しをします。

オンラインサロンは「授業」ではない!多様性と双方向で成り立つ場所

1番はじめに伝えたいことは、オンラインサロンは「授業ではない」ということ。言い方を変えると、オンラインサロンは「講師が何かを一方的に教える場ではない」ということです。

「講師が一方的に教える場」をつくりたいのであれば、「授業」「講演」でいいのです。しかし、あえてコミュニティとして設計・運営をしているのであれば、コンテンツに多様性をもたせて且つ、双方向のコミュニケーションが生まれる設計をすることをオススメします。

下の図をご覧ください。

この図は横軸が「コンテンツの種類」、縦軸が「コミュニケーションの型」を示しています。コミュニティは右上に属していますので、本来はワークショップや、セミナー、講演会とは異なるのです。

しかし、どうもこれらの住み分けがぐちゃぐちゃになって、コミュニティ=セミナーというニュアンスで捉えている方も多いようです。

そこで前半はコミュニティとワークショップ・講演会・セミナーの違について執筆し、後半はオンラインサロンの特徴について解説します。

ワークショップとは?体験型の勉強会です

ワークショップとは、演劇や美術などのアートが起源になっているそうです。プロだけではなく、その業界に興味がある人たちが参加して「事前に決められたプログラムや課題を体験しながら学ぶ場所」です。

ワークショップでは、参加者みんなで共同作業をしながら課題をクリアしたり、体験を通じて様々なことを学んでいきます。講師による一方的な講義や、与えられた課題を個人で黙々とこなすだけではなく、みんなが関わりあって参加する「体験型の勉強会」と言えると思います。

ですから、テーマが決められたコンテンツがありますが、コミュニケーションは双方向性が生まれます。

最近では、オンラインでもワークショップができるようになりました。Miroというホワイトボードサービスを使うことでリアルさながらのワークショップを開催することができます。Miroについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をください。

セミナーとは?講義とワークの組み合わせが主流

セミナーとは、ドイツ語のゼミナールが語源になっているそうです。ゼミナールとは、指導者(教授や牧師など)のもと、少人数の生徒が特定のテーマについて討論や研究を行ったりするものでした。大学のゼミという言葉もゼミナールの略語のようです。

コンテンツの構成としては、「講義+意見交換・ワーク」の組み合わせが主流ですが、日本で頻繁に行われているセミナーは受講者が積極的に参加するという設計よりも、どちらかと言えば、講師が一方的にスキルやノウハウを講義する場になっているように思います。

講演とは?大勢に向かって話すもの

講師の語源は、奈良・平安時代のころに諸国の国分寺に置かれた上座の僧官。僧尼の監督をつかさどり、仏教を講説したと言われています。

今、講演会と言えば、ある題目に従って大勢に向かって話をすることと定義されています。講演会では、テーマについて詳細なお話しができる著名人や先生を講演者として招き、参加者対して演説を行います。

セミナーと違い、意見交換やワークは無く、講演者が一方的に話します。規模も様々で少人数制では10人から、大規模なものになると1000人を超える講演会も存在します。

Netflix, Youtubeがライバル!可処分時間の奪い合い

Netflixは、ビデオ・オン・デマンド(Video On Demand)と呼ばれるサービスの1つで、放映時間が決まっているテレビ番組や映画、又はレンタルDVDなどに対し、ユーザーが観たいときに数ある映像コンテンツの中から好きな番組を選び、視聴ができる動画ストリーミングサービスのことです。

僕が子どもの頃は、映画や旧作アニメが観たいときはレンタルビデオ店に出向き、ビデオやDVDを借りるのが当たり前でした。それがインターネット(ブロードバンド回線)の普及によって、オンラインでのレンタルが可能になりました。

以前は、作品ごとに料金を支払う「ペイ・パー・ビュー」方式が多くありましたが、ここ数年は完全に市民権を得て、音楽配信サービス(iTunes, LINE MUSICなど)と同様に、サブスクリプション方式が定着しました。

僕自身は、すべてのエンタメサービスの競合はNetflixやYoutubeだと思っており、コミュニティをアドバイスする場合は「Netflix&Youtubeに勝てるコンテンツをつくりましょう!」と伝えています。驚異です。

オンラインサロンとは?コミュニティの前提と可能性について

前段が長くなりましたが、、、ここからコミュニティについて解説をしていきます。その中でも、今回は「オンラインサロン」にフォーカスをして紹介します。

この章では、オンラインサロンの基本の「き」を解説します。

オンラインサロンは、会員制の月額有料コミュニティです。コミュニティに入会すると、憧れの著名人や共感しあえる仲間に出会えうことができます。それ以外にも、オンラインサロンに入会するとたくさんのメリットがありますので、今回は次の5つを紹介します。

  1. 【高い専門知識が手に入る】クローズドな環境だからこそ「ここでしか知り得ない」「より専門性の高い知識」を得ることができます。スキルも意識もアップします
  2. 【どこにいてもスマホ1つで交流ができる】基本的に、スマホがあればいつでもどこでも仲間と交流ができます。スマホ1つで常に最新情報がオンライン上でチェックできます。
  3. 【会員限定の非公開イベントに参加できる】サロンによっては、定期・不定期でオフラインのイベントも開催されています。ここでは主宰者や著名人に会うこともできます
  4. 【地域や職場を超えた無限の出会いがある】サロンにはあなたと同じ趣味嗜好を持つ仲間が集います。新たな出会いの場がサロンにはあります。
  5. 【ビジネスが生まれる】メンバー同士でプロジェクトを実行しているサロンもあります。そこから新たなビジネスに繋がることもあります。

今回は基本の「き」ということで、こちらの5つを紹介しましたが、これらは「日々、一緒にいる」ことが前提になっています。

そうなのです。ワークショップやセミナー、講演会は1日で終わってしまったり、あるいは継続性があるものでも数ヶ月で終了するものがほとんど。それに比べてコミュニティは、基本は「終わりがないもの」としてスタートします。
※ご近所の隣組やPTAなどがそうであるように。

そして、「多様性」と「双方向」を前提にしますので、特定のものに縛られること無く自由な発想で活動をすることができます。特に、オンラインのコミュニティが出現した関係で「学び方」は劇的に変化し、これまでのように1対Nの方式だけでなく、日常的に双方向性が生まれました。

かつてはセミナーや講義を受講したい場合、東京のような大都市の会場に行かなければならず地方在住者には厳しい環境でしたが、オンラインサロンのおかげで、どこにいてもいつでもスマホ1つで価値の高い学びを得ることができるようになりました。

オンラインサロンとは、「スマホの中にもう1つの社会がある」というイメージです。オンラインサロンについて、もっと深く知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

オンラインサロンはスポーツジム!関わり方を決めてから参加しよう

僕はオンラインサロンの参加者に、「サロンはスポーツジムです」という表現でお話しをしています。要するに、自分に負荷をかければかけるほど成長するということです。

オンラインサロンの中では、いろいろなプロジェクトが走っているもの。そこで傍観者にならずに自分から活動に参加すると「体験」というプライスレスな価値を手にすることができます。

体験から生まれる「成功」「失敗」、そして「反省」こそが最高の学びになります。

もちろん、ROM専という関わり方もありです。その場合でも、「なぜ参加しているのか?」「なぜROM専なのか?」を自分の中で言語化して関わるだけで「意味づけ」が変わります。

オンラインサロンに入会したら、スポーツジムのように「平日限定」「週末限定」「ダイエット目的」「筋力をつけてかっこいい体を」など、自分が参加した目的と関わり方を言語化しておきましょう。

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。