【オンラインミーティングを円滑に支配する】ファシリテーター、モデレーター、MCの違いについて解説
新型コロナウイルスの流行がはじまりだした2020年2月頃、オンラインミーティングやZoom飲み会がゆるやかに始まりました。この頃は、オンラインでの会議や飲み会が初めての方も多く、手探り感がありありでしたが、それから半年(6カ月)も経つとオンラインミーティングの「あの手この手」がみえてきました。
オンラインミーティング、イベント、飲み会には盛り上げ役が不可欠!

オンラインミーティングやイベントでは、
- ファシリテーター
- MC(Master of ceremony)
- モデレーター
と呼ばれる方たちが重宝されています。
ファシリテーター(facilitater)とは
ファシリテーターとは、英語のfacilitateが語源です。facilitaterとは、「促進する人」「手助けをする人」という意味を持っており、組織間で行われる議論や、問題解決に向けた調整を円滑に執り行います。
もう少し分かりやすく言うと、様々な意見が飛び交う中をうまく舵取りしながら議論の目的にたどり着けるように間をとり役割です
MC(master of ceremony)とは
MCとは、英語でマスターオブセレモニー(master of ceremony)の略です。意味はセレモニー(イベント)のマスター(支配者)でありますので、イベントの司会進行役として全体を掌握する方を指します。
なんとなく「司会者」とも似ている感じですが、役割は少し違いまして、
司会者とは、台本をもとにその通りに進行する人。
これに対してMCは、出演/登壇者たちの個性を尊重してその能力を引き出しながら、イベント全体を指揮する人のことです。
台本通りに進める司会者よりも、その場の空気を読み、ハプニングを受け止めながらもイベントを進行するMCに高い需要があります。
モデレーター(moderator)とは
モデレーターとは、英語のmoderatorが語源です。「仲介者」「司会者」「議長」などの意味を持っており、討論会や座談会などを取り仕切ります。
話題を提議したり、出席者の中から発言者を指名することもあれば、出席者に質問をするなどして、話題に沿った進行をします。
この記事では、ファシリテーター、MC、モデレーターの3つの役割を代表して、「ファシリテーター」と呼び進行していきます。
オンラインミーティングを円滑に進行するには「ツール使い」が重要

ファシリテーターの活躍の場が、リアルからオンラインにシフトする中で「持っておくべき大事なスキル」があります。それが、進行を円滑にするためのWebサービスやアプリを「知り」「使いこなす」というチカラです。
例えば、オンラインミーティング用のツールだけでもメジャーなものが4つあります。
- Zoom
- GoogleMeets
- Microsoft Teams
- Skype
さらに、新興勢力として
- SpatialChat
- Remo
というテレカン(テレビ・カンファレンス=テレビ会議)サービスもあります。
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オンラインミーティングの困りごとは、「ひとりずつしかしゃべれない」のでどうしても盛り上がりに欠けるというもの。多くの方がこのような悩み事を持つ中で、オンラインファシリテーションのスキルはこれからますます光を浴びる存在になります。
今回ご紹介したZoomでの「ブレークアウトルーム」「チャット」などの機能を使いこなし、時と場合によっては、SpatialchatやRemoのような超双方向型のツールを活用することでイベントやミーティングを盛り上げて頂けたらと思います。
「ツールを知っている・使える=オンラインファシリテーションの能力」と言われる時代です。
最後に、オンラインファシリテーションの奥義である「miro」を紹介します。ぜひこちらの記事も読んでくださいね。