【注意】2020年にオンラインサロンを作る人が読むブログ

コミュニティの記事

オンラインサロンの始める時の注意点

コロナウイルスの影響でビジネスのオンライン化が加速しています。そんなこんなで僕のもとにも、オンラインサロンの問い合わせが増えています。

3年前から流行っているオンラインサロンやクラウドファンディングを今から始めようとする人が多いようです。3年前は、オンラインサロンに対する偏見が多かった印象ですが、コロナの影響もあって一気に市民権を得たイメージがあります。

以前は、健全にコミュニティを運営していても、クローズドな会員組織という性質上、中身が見えないので、よからぬ噂を流して、先行者の足を引っ張る輩が多かったように思います。ところが、コロナの影響で不振になったビジネスを立て直すために、オンラインサロンを始めようとする経営者やビジネスマンが増えてきています。僕はこの流れを否定しません。

「コミュニティが増えれば居場所が増える。居場所が増えれば幸せになる人が増える」と思っています。

でも、オンラインサロンやコミュニティの運営はとても難しいものです。一言でいえば、「正解がない」からです。感覚的には、サイエンスとアートを組み合わせたものと捉えています。何か、正攻法やセオリーがあればいいのでしょうが、会社組織とは違ってアートな要素が多いのが特徴で、アート故に科学的に語れないのが難しさの理由でもあります。

それなので、コミュニティを専門でマネージメントする「コミュニティ・マネージャー」という仕事があるわけです。彼らのようなポジションは、数あるコミュニティを運営したり観たりする中で、経験を通して、スキルに変換しています。彼らは、たくさんのコミュニティの運営を経験して、課題や問題を解決してきたテクニックを有しています。

もし、これからコミュニティを始めるなら、コミュニティ・マネージャーを探して、チームになって、コミュニティを作ることをお勧めします。正直なところ、コミュニティ・マネージャーなしでコミュニティを運営するのはかなり辛いものがあります。

オンラインサロンとは

この章では、オンラインサロンの基本の「き」を解説します。

オンラインサロンは、会員制の月額有料コミュニティです。コミュニティに入会すると、憧れの著名人や共感しあえる仲間に出会えうことができます。それ以外にも、オンラインサロンに入会するとたくさんのメリットがありますので、今回は次の5つを紹介します。

  1. 【高い専門知識が手に入る】クローズドな環境だからこそ「ここでしか知り得ない」「より専門性の高い知識」を得ることができます。スキルも意識もアップします
  2. 【どこにいてもスマホ1つで交流ができる】基本的に、スマホがあればいつでもどこでも仲間と交流ができます。スマホ1つで常に最新情報がオンライン上でチェックできます。
  3. 【会員限定の非公開イベントに参加できる】サロンによっては、定期・不定期でオフラインのイベントも開催されています。ここでは主宰者や著名人に会うこともできます
  4. 【地域や職場を超えた無限の出会いがある】サロンにはあなたと同じ趣味嗜好を持つ仲間が集います。新たな出会いの場がサロンにはあります。
  5. 【ビジネスが生まれる】メンバー同士でプロジェクトを実行しているサロンもあります。そこから新たなビジネスに繋がることもあります。

オンラインのコミュニティが出現した関係で「学び方」は劇的に変化し、これまでのように1対Nの方式だけでなく、双方向性が生まれました。また、かつてはセミナーや講義を受講したい場合、東京のような大都市の会場に行かなければならず地方在住者には厳しい環境でしたが、オンラインサロンのおかげで、どこにいてもいつでもスマホ1つで価値の高い学びを得ることができるようになりました。全国どこにいてもスマホ1つで共通の趣味趣向を持つ仲間と交流もできるようになりました。

はっきり言って、オンラインサロンは、参加者にとってはメリットしかない場所です。ところが、主催者・運営者はその分かなり大変です。コミュニティ運営は、会社運営と同じレベルで難しいものです。

オンラインサロン・ドリームはない

コロナのタイミングでオンラインサロンを開設しようと考えている方にあえて警鐘を鳴らしますが、オンラインサロンは素人がポッと出で成功するのはかなり難しいものです。メディアでは、お笑い芸人キングコングの西野亮廣さんが主宰する会員数5万人超えの「西野亮廣エンタメ研究所」や、堀江貴文さんが主宰する「堀江貴文イノベーション大学(HIU)」、ビジネス本のヒットメーカーの箕輪厚介さんが主宰する「箕輪編集室」が取り上げられ、これに憧れてオンラインサロンを始める方が少なくありません。ですが、このようなオンラインサロンのトップランナーに憧れてはじめるには、少々危険なのです。

オンラインサロン四天王

  • 西野亮廣さん主宰「西野亮廣エンタメ研究所」
  • 堀江貴文さん主宰「堀江貴文イノベーション大学」
  • 箕輪厚介さん主宰「箕輪編集室」
  • 中田敦彦さん主宰オンラインサロン「PROGRESS」

これらの方々がオンラインサロンで大活躍しているのは、これまでの信頼貯金と先行者利益の掛け算です(信頼貯金×先行者利益)。一般の方が同じように仕掛けても、同じ結果には120%なりません。一般の方におすすめの仕掛け方については後日書くことにしますが、まずはオンラインサロンの現実を理解することをオススメします。

そこで、オンラインサロンにまつわる2つのデータをまとめてみました。次のデータを見てもらうと、オンラインサロンの人気ジャンルと、価格帯のイメージが湧くと思います。

【データの対象】

某有名オンラインサロンプラットフォームのトップページにある「盛り上がっている人気のサロン」(2020.5.11時点)に掲載されている15個のオンラインサロンの状況をまとめる。

盛り上がっているジャンル

  • 美容系 4つ
  • スピリチュアル系  4つ
  • Youtuber/ブロガー  2つ
  • ビジネス系 2つ
  • お料理系  1つ
  • 自己啓発系 1つ
  • つながり系 1つ

双方にカウントできるオンラインサロンもあり、カウントに困る部分もありましたが、目安として扱っていただければと思います。ここでは、美容系、スピリチュアル系のジャンルが頭1つ人気でしたが、Youtubeや動画編集、ブログなどのスキル系も人気が高いです。一方で、多くの方がやりたがっているビジネス系オンラインサロンはあまり広がりがない結果です。オンラインサロンを始める際は、ジャンルが選びがめちゃめちゃ大切です。

盛り上がっているオンラインサロンの価格帯

  • 2000円以下 5つ
  • 5000円以下 6つ
  • 5001円以上 4つ

15個のオンラインサロンの平均価格は、3,617円でした(15個のオンラインサロンの価格合計値÷15個)。人気の15個のオンラインサロンの平均価格が3,617円でしたが、オンラインサロン全体の相場観は、2,000円台だと思います。5001円以上のうちの1つは落合陽一さんが主宰する「落合陽一塾」で、もう2つはスピリチュアル系です。ちなみに、最高価格は「落合陽一塾」の11,000円でした。

オンラインサロンを始める時の誤解は「安いから人が集まる」「高いから人が集まらない」という問題ではありません。先ほどのオンラインサロン四天王のところでも書きましたが、人気のオンラインサロンを作るには、「信用貯金」「先行者利益」に加えて、「コンテンツ力」「PR力」「市場ニーズ」のような要素も複合的に絡んできますので、起ち上げある際にはきちんと企画をつくることをオススメします。

一般消費者の目がオンラインに向き始めた

コロナの影響で、オンラインサロンの認知度が高っています。まとまったデータはありませんが、肌感覚として多くのコミュニティが集客を伸ばしています。この理由は、「時間が余っているから」「将来に不安があるから」です。

時間が余っている

在宅ワークやリモートワークになって無駄な会議や書類作成が減り、本業の負荷が減ったためです。今、サラリーマン界隈では、余った時間をどのように活用するか困っている人が出始めています。

将来に不安がある

今こうしている間にも企業の業績は下方修正が続いており、ほぼ間違いなく来年度のサラリーマンの平均所得は下がります。こうなると、本業の稼ぎだけでは不安な人が増えて、新たな収入源を作るために新たなスキルの獲得に矛先が向いています。

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これらの理由から、オンラインサロンに興味関心が向きだしている人が増えて、趣味趣向に時間を使う人や、スキルの獲得に時間を使う流れが出始めています。

参加者が増えているオンラインサロン市場に興味を惹かれて、僕のもとにも「オンラインサロンの開設の方法」「オンラインサロンの作り方」「オンラインサロンの始め方」などの問い合わせが増えています。オンラインサロンを開設したい方はこちらの記事で分かりやすく解説しているので読んでみてください。

オンラインサロンの主宰者が気をつけるべきこと

前の章でも書きましたが、一時的にオンラインサロンは活況を迎えています。そして、たくさんのオンラインサロンが立ち上がっています。しかし、だからこそ気をつけてください。

これから大不況が待っている

今は時間余りが優先されて、財布の紐が緩んでオンラインサロンにお金が流れていますが、これは一時的なものです。このあとに、年末に向けてどんどん経済が悪化して、企業の不振によってお金がなくなり、「オンラインサロンに参加したいけどオンラインサロンに回すお金がない」という参加者が溢れると思っています。意気揚々と参加を決意した参加者たちの退会率が年末に向けて一斉に増えると思います。オンラインサロンはほぼ間違いなく経済の不況の煽りを受けるでしょう。オンラインサロンの倒産が相次ぐと思います。

でも、せっかく始めたオンラインサロンを大切に育ててほしい気持ちがあります。その理由は、「コミュニティが増えれば居場所が増える。居場所が増えれば幸せになる人が増える」からです。アフターコロナの時代には人々の価値観や生活観が変わります。その時に、改めて大切になるのがコミュニティの存在だと思っています。ですから、あなたが起ち上げたコミュニティを大切に育ててほしいと願っています。

これからもコミュニティがうまく回る方法を書き続けていきます。最後までお読みいただきありがとうございました。