無意味な増員はコミュニティが疲弊するだけ(人数を追い求めても意味がない)

コミュニティの記事

今回は、コミュニティの活性化の定義について考えてみようと思います。

コミュニティの相談にのっていると、『規模の大きなコミュニティをつくりたい』という希望を持っている人が多いので、『なぜ、規模を大きくしたいのですか?」と聞くと『面白そうだから』と返ってきます。

コミュニティをやる目的が、「面白そうだからやる」という理由であれば、この件については反対はしないのですが、

もし、メンバーの目標を叶えてあげたいとか、コミュニティを作ってビジネスのシナジーを生み出したいとか、″面白そうだからやる″という以外に別の理由があるのであれば、コミュニティをやる目的をきちんと考えたほうがいいです。なぜならば、目的がきちんとあるからこそ手段がきちんと作れるからです。ビジネスでは当たり前の話ですね。

一方で、活気の定義を『人数が多いとコミュニティが盛り上がる』という人もたくさんいます。でも、こちらは少々誤解がありそうです。

確かに、人数が多いと多種多様な人がいますから会員名簿は充実します。しかし、人数が多いことと活性化は必ずしもイコールの関係では結ばれません。例えば、″人数が多いからコミュニティが活性化する″だとしたら、東京駅や新宿駅、品川駅のコンコースは活気があると言えますし、満員電車も盛り上がっていると言えます。

でも実際は、駅のコンコースも、満員電車も盛り上がっているとは言えないですよね。通勤電車に乗ってる人は『ゾンビ化してる』と自虐的に言う人もいます。これと同じように、コミュニティの活性化は人数が主要因ではないと言うことです。

コミュニティーの活性化を図る方法

では、どのようにコミュニティの活性化を図ったら良いかという件について、僕の答えを述べると、コミュニティーメンバーの『行動』で測ることです。

メンバーがどれだけ動いているか、メンバーが自走しているか、メンバー同士でプロジェクトが起こっているかなどです。これをKPIにします。

例えば、

  • 年間あたりのプロジェクトの数
  • プロジェクトの発案者の人数(延べ人数ではない)
  • プロジェクトに参加した人数

このようにアクティブユーザーを測るKPIを設定してアプローチをしていくと良いです。

コミュニティでのROM専を否定する声をたまに聞きますが、それは間違えています。コミュニティは居場所なので、賑やかな楽しみ方もあれば、静かに楽しんでもいいわけです。楽しみ方に制限をかけてはいけません。

それよりも、動的なメンバーと、静的なメンバーが混在しているという事実を受け止めて、運営をしましょう。

今回は、活気がある=アクティブユーザー というよに絞りましたが、別の機会で他の方法もお伝えします。

最後までお読みいただきありがとうございました。