情報提供をメインコンテンツにしてはいけない理由

コミュニティの記事

オンラインのコミュニティの特徴は、メンバーが『自ら情報を取りに行かないと情報が手に入らない』ということです。

これはインターネットの特徴ですが、欲しい情報はGoogleで検索したり、タグで検索したりするようにオンラインのコミュニティも自ら取りに行かないといけないのです。学校のように決まった時間に通学して、決まった授業が組まれていて、先生が一方的に生徒に教えるようなスタイルとは少し違います。欲しい情報を自ら取りに行く必要があるのがオンラインの特徴です。

これをオンラインサロンの運営者の視点で考えると、メンバーが情報を取りに行きたくなるようなコンテンツを提供する必要があるといえます。

メンバーが取りに行きたくなる情報とは何か?

オンラインサロンのほとんどが情報提供やノウハウ提供を軸にしたコンテンツ提供です。もちろん主催者の尖ったスキルや経験値を提供することはとても大切なことですが、これだけではメンバーは早かれ遅かれ飽きがきて情報を取りにいかなくなります。

結局、どんなに優れた情報でも情報は情報であって楽しさや満足感を得づらいコンテンツであります。

ここで情報提供型コミュニティのデメリットについてお話しします。

①メンバーが受動的になりやすい

②コミュニティマーケティングをやりづらい

③飽きる

④お客様の満足度が持続しづらい

⑤習慣になりづらい

それではこの5つを1つずつ解説していきます。

①メンバーが受動的になりやすい

僕がクライアントさんにお伝えしているのは「コンテンツで会員を教育する」という考え方です。つまり、主宰者側が発信したコンテンツで会員にどのようなリアクションをすべきかを教えていくということです。

ところが情報提供、ノウハウ提供を中心にしたコンテンツの場合は、「与えて終わり」「読んで終わり」になりやすいのです。主宰者の投稿に対して会員がコメントを返そうとしても「よかったです」や「勉強になりました」で終わりがちです。これではコミュニティが活性化しません。むしろ、活性化しない方法を選んでいるとしか思えません。コンテンツを投下する場合は、会員がどのように行動をするかを考えた上で投稿しましょう。

②コミュニティマーケティングをやりづらい

コミュニティーマーケティングとは、「through the community」という考え方で、コミュニティを通って外部に情報を発信していくことです。そして、その情報を受け取った外部の人間がコミュニティに参加するという流れをつくるための施策です。このコミュニティマーケティングを実践しようとした場合に情報提供、ノウハウ提供のコンテンツでは受け取った会員も外部に発信しづらいという問題があります。

ですから、メンバーを増やしたかったり、コミュニティの楽しさを外部に発信したい場合は、情報提供やノウハウ提供はお勧めできません。

③飽きる

情報提供やノウハウ型のコンテンツは単純に飽きます。というのも、教科書的なことを並べられても飽きるのは大人も子供も一緒です。思い出してほしいのですが、子供の頃、学校の授業が退屈だったように根拠や理論だけを教えられても人は退屈に感じてしまう生き物です。

どんなに良いコンテンツだったとしても、相手が学びたいという気持ちを起こさなければ受け取ってくれなくなります。情報提供やノウハウを発信する場合は、頻度や回数を確認しながら投稿するようにしましょう。

④お客様の満足度が持続しづらい

これは先程の「飽きる」の部分でもお話しした内容と被ることもありますが、人はどんなに素晴らしいコンテンツだったとしても受け取ろうという気持ちにならなければ受け取ってくれません。

そして、情報提供やノウハウ提供の1番辛いところは、自身が投稿した前回のコンテンツと『比較』をされるところです。

前回のコンテンツが良すぎた場合、今回のコンテンツに物足りなさを感じられてしまいます。この「物足りなさ感」が厄介で、物足りなさ感が連続してしまうと「コンテンツ力が落ちた」と受け止られて、退会に直結しやすくなります。ですから、情報提供やノウハウ提供をする場合は、頻度や回数を考えながら投稿するようにしましょう。

⑤習慣になりづらい

情報提供やノウハウ提供のコンテンツは、提供したタイミングで受け取ることが必須ではないため、後日まとめ読みをされたり、あるいはスルーされたりすることが多いです。まとめ読みをされてしまうと習慣にはなりません。

僕が主宰者にお伝えしているサロン運営のポイントのひとつに「メンバーの習慣づくり」があります。そのためには、例えば、毎朝7時にコラムや情報を発信して、メンバーの好きなタイミングで毎日見てもらえる仕組みを作ります。

人は習慣に組み込まれてしまうとそれをやらなければ気がすまなくなりますので、心理学的にお勧めです。

このように情報を提供するだけのサロンは限界がありますので、別の手段を考える必要があります。それを下の段落で紹介します。

プロジェクトをメインコンテンツにする

僕がオススメしているのはコミュニティの中でプロジェクトを立ち上げることです。プロジェクトには苦難がなり、それが物語になります。物語にはドキドキがあるので続きが知りたくなります。

今から約30年前、僕はアニメ「ドラゴンボール」の虜になりましたが、必ず良い場面で″次回へ続く″になるわけです。コミュニティの運営でもこの感覚が大切で、メンバーが早く続きを知りたいと思わせる運営の仕方が大切になります。

プロジェクトの起こし方についてはまた後日ブログで紹介します。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。