呼び方でチームビルディングをする方法

チームづくりの記事

あなたはメンバーを呼ぶときにどのような言い方をしていますか?

  • 苗字で呼ぶ
  • 名前で呼ぶ
  • ニックネームで呼ぶ

さらに敬称には何を使いますか?

  • 肩書をつけますか
  • さん付けですか

実は、呼び方ひとつで、コミュニティメンバーとの関係値は大きく変わります。

例えば、HIUを主宰している堀江貴文さんは通称「ホリエモン」ですし、オリエンタルラジオの中田敦彦さんは「あっちゃん」です。

ホリエモンのケースがイメージしやすとい思いますのでこちらを例に話を進めると、ホリエモンもあれだけの方なのにみんながホリエモンと呼んでいます。だからこそネーミングが浸透して、HIUではフラットな関係が出来上がっています。

僕がコミュニティを始めるときに主宰者に伝えていることが2つあります。

①会員やメンバーと呼ばずに「ファミリー」と呼ぶ

コミュニティーと言うのは講演会やセミナー、勉強会ではなく、『共通の価値観を持った同志』が集まる場所なので、先生と生徒という関係は基本的には好ましくありません。

それよりも、みんなで一緒に協力をし合う関係を作るのに適していて、そのためにメンバー同士の距離を縮めたいので、メンバーとは呼ばすに『ファミリー』と呼ぶのが適しています。

家族は、ファミリーのひとりがピンチの時は自分を犠牲にしてでも助け合おうとしますよね。コミュニティでもその姿をあるべき姿に置いて取り組むのがベストです。

②メンバーをニックネームで呼ぶ

コミュニティの会員を社名や肩書きで呼ぶのはもっとも良くないと思っていまして、「〇〇社長」「〇〇部長」と肩書きで呼んでいる限り、人と人の間にある壁が取りづらく、ビジネスの付き合いを連想させやすいです。

コミュニティは主にサードプレイスと呼ばれるように居心地の良い空間を作ることが大切になっているので、ビジネスを連想させるのはあまり好ましくありません。

コミュニティをはじめた目的によっては、肩書きやさん付けの方が好ましいケースもありますが、ブランディングやバックエンドが特にない場合は、ファミリー感を出すのがベターでそのためにニックネームで呼ぶことをお勧めしてます。

例えば、私たちが家族(父や母)を呼ぶ時に「さん付け」で呼びませんよね。

当たり前すぎて考えもしないことですが、家族は年齢も性別もごちゃ混ぜのチーム構成ですが、年齢や経験を超えてみんながフラットな関係でいるところは見習うべき点です。

仮に家族のことをあらたまって「さん付け(※)」で呼ぶケースは、例えば、父と喧嘩した息子が家出をして10年ぶりに我が家に戻ってきて久しぶりの再会を果たした第一声に「〇〇さん」と使うイメージですね。

※ここでは、お父さん・母さんのような「さん付け」ではなくて、「ゆうじさん」「たかひろさん」のようなさん付けを指しています。

ごく稀にコミュニティを開始した目的によっては、1対Nの関係を重視する時もあります。その場合は「さん付け」でも良いと思いますが、さん付けを使う場合は、1対Nの関係を作る時などに自分が権利を握り続けたい場合などに使います。

ニックネームで呼ぶことの利点

ずばり、「距離感が縮まる」ことです。年齢の差や年収の差、あるいは経験値の差に関係なく親密度が高まります。先に書いたホリエモンの事例や、家族の事例がこれにあたります。

インターネットの出現、そしてスマートフォンが誕生して以降は、日に日に世界がフラットになってきました。個人が情報発信をして会社に属さなくても生きていける時代になりました。古い価値観を持つ人たちは、依然として肩書やさん付けにこだわる人もいますが、これからの時代はどの年代も、どの性別も、どの国の人ともフラットにコミュニケーションをする時代になりました。

かつては、Eメールで「いつも大変お世話になります」「以上、よろしくお願い致します」「拝啓」「敬具」のような堅い言葉を並べていましたが、今はメールからチャットに代わり、いきなり「本文」を打ちこみ、年配者ともフラットな言葉遣いでやり取りする事例が当たり前になりました。

日本人のコミュニケーションの仕方も変わり続けている中で、肩書きやさん付け文化は時代にも合わせづらくなってきました。

今、肩書やさん付けをするのは時代に反していて、心の距離が縮まるどころか遠くに離れかねません。恥ずかしいとか、苦手だとか言わずにニックネームで呼び合うコミュニティを作り上げることで、メンバー同士の距離感が縮まり、活発なコミニケーションがしやすくなります。

ぜひ取り入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!