コミュニティの運営を失敗させないコミュニティの始め方

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コミュニティ・ラボ編集長の飯塚裕司です。

『オーナーの数だけ想いがある、コミュニティの数だけ夢がある』

だから、コミュニティは楽しい!

今日はコミュニティの運営を失敗させないコミュニティ(オンラインサロン)の始め方についてお伝えします。

私は小学3年生の時から高校を卒業するまで、野球一筋で生きてきた。高校野球の世界に足を踏み入れて、ベースボールライフをするうちにある事に気づいた。それは強豪校は「ベクトルが揃っている」ことです。

例えば、強豪校には合宿所があって、野球に没頭できる環境があります。私が対戦した強豪校は、「甲子園」に照準が定まってチームのベクトルが揃っていました。一方、県大会レベルの学校は選手間のベクトルはバラバラです。野球を一生懸命がんばる選手もいれば、進学に矛先が向いている選手もいる。

私のチームは甲子園に矛先が向かっていたので、毎日早朝から夜中まで厳しい練習をしていました。高校時代の話しをすると多くの人から、あまりの練習量から「よく耐えられね」「信じられない」と言われますが、これが甲子園に出場するための条件だと捉えていたので、当たり前のように感じていました。私だけでなく、チーム全員が同じ気持ちだったと思います。

この体験を踏まえて、私が感じるのは、「会社組織はベクトルが揃いづらい」ということです。繰り返しになりますが、私の高校は甲子園を目指していたので、部員が100人いましたが、みんなのベクトルが揃っていました。ところが、会社組織の難しいところは、働く人の年齢がバラバラ、役職がバラバラ、気持ちがバラバラ。すべてがバラバラであることです。だから、ベクトルを揃えようにも揃わない。揃えるのは容易ではありません。

例えば、必死に頑張って出世第一に考える人もいれば、楽な仕事を裁いて年収500万円でOKという人もいます。会社の成長を第一に考える人もいれば、個人の自由を優先する人もいます。これらはお金に対する考え方の違いもあれば、プライドや、価値観、家庭環境など様々な要因から成り立っています。、

今、自分がコミュニティを運営する立場になって想うのは、学生時代のコミュニティって「最強」なんだなということです。前述した高校野球も、塾も、予備校も個人のベクトルは概ね同じ方向を向いていました。話しを高校野球に戻すと、野球が好きな仲間が集まって、甲子園という夢を目指して、厳しい練習にもチーム全員で励まし合いフォローし合っていました。

私が考える理想のコミュニティとは、同じ価値観や共通の興味を持つ仲間が1つに集い、其々の目標に向かって、助け合い、メンバーの好きなペースで走れる場所だと考えています。だから、部活や塾、予備校などは優れたコミュニティだと思います。

長い前振りにお付合い頂き、有難う御座います。ここからは、あなたのコミュニティ運営を滑らかにするために、あなたがコミュニティをデザインする時にやるべきことを3つお伝えします。

①コミュニティの方向性を示す

あなたがやるべきことは、メンバーを募集する段階から、あなたのコミュニティがどこに向かって走るのかを明確にすることです。これが曖昧になる、メンバーが「所属する目的」を見失います。コミュニティの方向性こそ、メンバーにとって最強の「道標」です。例えば、あなたが予備校を経営しているならば、「東大合格を目指す」のように方向性を明確にした方がいいです。これが曖昧になると、東大を目指す生徒から3流大学でもいいので入りたいという生徒まで、集まるメンバーのレンジが拡がってしまいます。こうなってしまうと生徒のベクトルを揃えるのに苦労し、思わぬところで体力を消耗したり、足を引っ張られてしまう要因にもなるので、募集段階から気を抜かずに整えていきましょう。参考までに、私が運営するコミュニティでは「スターを目指すコミュニティ」「海外政府に企画を提案するコミュニティ」のように方向性を明確にしているため、このキーコンセプトに共感したメンバーが集まってきます。もちろん、私がプロデュースに関わる場合は、ここに力を入れています。

②縦と横で繋がる環境を作る

予備校で言えば、先生と生徒が繋がるのはもちろんですが、生徒同士が繋がる環境作りが重要です。どのコミュニティも同じですが、大切なのは「入会率を増やすよりも退会率を下げる」ことです。そのためには、横の繋がりが効果的なのはデータから明らかです。良いコミュニティほど横の連携があります。例えば、予備校でいえば「ノートを見せ合う」「解らないところを先生ではなく仲間に聞く」「カフェで一緒に勉強する」などです。コミュニティオーナーは意図的にメンバー同士の繋がりや交流を創りだすことが必要で、コミュニティ寿命の長期化にも繋がるため積極的に仕掛けるようにしてみてください。参考までに、私が運営するコミュニティではところどころで「クラウドファンディング」を取り入れるようにしています。クラウドファンディングの企画をコミュニティメンバーに任せることでメンバー同士の交流が活発になる効果があります。是非、試してみて下さい!

③リーダーを決める

コミュニティオーナー自身がリーダーであるのはもちろんですが、メンバーの中にキャプテンを作っておくと良いです。例えば、高校野球にしても、プロ野球にしてもキャプテンがいます。キャプテンがいることで、監督の代行役を担ったり、選手が監督に言いづらいことはキャプテンに相談する関係を作ることができます。コミュニティを設計した直後は、先生と生徒の関係のように溝が出来がちです。この溝を埋める役割を果たすのがキャプテン(リーダー)です。多くの人は監督(先生)に話すよりも、キャプテン(メンバーの代表)に話しかける方が心理的な負担が軽いと言われています。キャプテンを設置するのは人材育成や職場活性化の観点でも良い施策ですし、私が運営するコミュニティでもリーダー設置しています。企業秘密ですが、ポイントは、オーナーがリーダーを指名するよりも、メンバーにリーダーを選んでもらう方式を採用することをオススメします。オーナーが指名をしてしまうと「手下感」が残ってしまうため、メンバー自身に選んでもらいましょう。この方がコミュニケーションを円滑にすることができます。

如何でしたでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました!