【永久保存版】オンラインサロンの「運営ルール」をつくる時に読む教科書

コミュニティの記事

今回は、コミュニティの決済方法、運用するプラットフォーム、そして企画が完成したあなたのためにFacebookグループを使ったコミュニティーの「箱づくり」についてお話しします。

オンラインのコミュニティーはバーチャルの空間にみんなが集まります。普段の日常と違って、目に見えるものがない中でコミュニティーを形成し、運営するわけですが、ここで頼りになるのがコミュニティの「箱」です。

箱とは、「みんなが集まる場所」と定義しまして、オフラインであれば、箱は、学校であり、職場であり、サークルであり、物体としての建物があって、みんなが集える場所として機能していますが、オンラインの場合は建物がないので、その代替として、Facebookのグループ機能を使って、みんなが集まる場所を作ります。

今回は、Facebookグループを使ってどのようにみんなが快適に過ごせる場所(箱)を作るかについて、その秘訣をお話しします。

手順は以下の通りです。

  • グループを作成する
  • コミュニティーの名前と説明を決める
  • プライバシーを設定する
  • グループのタイプを決める
  • グループの運用を決める
  • 参加者への質問を決める
  • グループのルールを決める

グループを作成する

Facebookのグループ機能を使って、グループを作成します。

コミュニティーの名前と説明を決める

グループを作成したらまずはじめに、コミュニティーの名前と説明を書きます。

プライバシーの設定をする

Facebookにはプライバシー設定がありまして、以下のような使い分けになっています。

  • 公開の場合: グループ内の投稿は外に公開されません
  • プライベートの場合: はグループ内のトークを見ることができるのはメンバーのみです

グループの外の人に投稿の内容を見られたくない場合は、プライベートを設定します。クローズドな環境でコミュニティを運営したい方は、プライベート設定がお勧めです。

プライベート設定にすると、グループの中だけで限定されたやりとりができるためコミュニティのメンバーとの信頼関係が深まったり、心の中の本音や、オープンな場所では言えないような機密性の高い情報をメンバーと共有することができます。

ただし、デメリットは、グループの中の状態が見えないため、憶測でネガティブなことを言い出す一部の人によって不快な想いをすることがあります。(一時期、流行ったような、怪しいことをしているのではないか。宗教団体ではないか。のようなネガティブな印象を持つ方が現れます)

ですが、それらの声はオンラインコミュニティーが普及することで、いずれ消えていくものなので気にする必要はありません。

オンラインコミュニティーを運営するのであれば、プライベート設定の一択でいいでしょう。

グループの検索可否を決めます

グループの検索を「可能」にすると誰でもFacebookの検索窓からグループを検索することが可能です。一方で、検索を不可にするとメンバーと、招待された一部の人だけしか検索できない設定になります。

これについては運営者の好みにもなりますが、コミュニティーを運営していることすら知られたくない場合は検索不可にすると良いですし、そうでなければ、検索可能にしておくことで、突然の出会いに恵まれたり、潜在顧客と出会えたりする可能性がありますので、特段の事情がなければ検索可能にしておきましょう。

検索可能にしておいても、先程のプライバシーの範囲をプライベート設定にしておくことで、グループの中のやりとりは見えませんのでご安心下さい。

グループのタイプを決めます

Facebookには様々なグループがあり、ご自身の好きなものを設定できるようになっています。グループによって画面のレイアウトや、機能が少しずつ異なりますので、グループの種類と特徴について、以下にてご紹介します。

  • 一般: 標準のグループ機能を使用してグループを管理したりメンバーを増やしたりできます
  • 販売: 販売投稿の作成や管理をしたり投稿内の通貨を設定したりできます
  • ゲーム: グループをゲームにリンクしたりメンバー向けのトーナメントを主催したりできます
  • ソーシャルラーニング: 1つまたは複数のユニットに投稿を管理してメンバーに表示できます
  • 求人: 給与所在地勤務時間等のテンプレートを取得したり募集中の全求人リストを表示したりできます
  • 仕事用: メンバーに仕事関連のプロフィール情報のみ表示しメンバーとFacebookで友達にならずに連絡できます

基本的にコミュニティーを運営する場合は、「一般」で実施します。例えば西野亮廣さんが運営されている「西野亮廣エンタメ研究所」や、ホリエモンさんが運営している「堀江貴文イノベーション大学(HIU)」は、一般タイプで運営をしています。これを読んでいるあなたも一般タイプで良いと思います。

但し、上記で書いたような特別な機能がほしい場合は、この限りではないため、ご自身のコンテンツに応じて適したものを設定していただく形で良いでしょう。

グループの運用のしくみを決める

ここからは具体的にどのようにグループを運用していくかを決めていきます。読んでもらった通りに運用すれば、プロの設定と同じになりますので、悩んだら真似をしてもらって大丈夫です。

メンバーリクエストの承認者を決めます

新しいメンバーが入会申請をした場合に、誰が承認作業ができる日を決めます。

選択肢としては、「グループのメンバー全員」か、「管理者とモデレーターのみ」の二択です。オンラインコミュニティーを有料で実施する場合は、後者の「管理者とモデレーターのみ」に設定しましょう。

その理由は、有料コミュニティには、会費を支払ってからの入会になるのですが、Facebookグループを使用する場合は、決済サービスとFacebookグループが連動していないので、グループメンバーは入金確認をせずに未入金者の入会も許可してしまう可能性があるからです。そのような事態が発生すると、情報が漏れてしまったり、コミュニティーの秩序が乱れたり、よからぬトラブルの原因になりますので注意してください。

投稿できる人を決めます

次に投稿できる権限の設定を行います。選択肢は2つで「グループのメンバー全員」か、「管理者のみ」です。

これはコミュニティーによって使い方は様々です。例えば、ホリエモンさんの堀江貴文イノベーション大学では、メンバーも投稿が可能です。ただし、簡潔に文章を書いて投稿することがルールとして定められています。幻冬舎の箕輪厚介さんが運営する箕輪編集室でもメンバーの投稿が可能です。

一方で、西野亮廣さんの西野亮廣エンタメ研究所では管理者のみの設定になっています(投稿者が管理者のみなので、おそらくこのような設定かと推測します)

私が運営に参画しているサロンでは、グループのメンバー全員が投稿できるサロンもありますし、管理者のみのサロンもあります。使い分け方としては、メンバーの投稿がコミュニティーを活性する材料になると判断した場合は投稿権限を付与しますし、そうでない場合は管理者の投稿に制限します。

こちらの投稿を権限は、一時的に変更もできるため一旦は管理者のみの設定にして必要な場合だけメンバーに投稿権限を付与する形もできます。この機能を上手に使いこなせるとコミュニティーを活性化させる一助になりますので、おけ役立ちます。

メンバーの投稿をすべて承認

メンバーが投稿の権限を持っている場合は、投稿の承認のON.OFFを設定できます。これがあれば上記で投稿権限をメンバーの全員に設定しても、質の悪い投稿は管理者側で却下できるためコンテンツの低下を防止することができます。

ただし、却下されたメンバーは、もちろん落ち込みますし、不平不満の蓄積にもつながるため、波風が立ってしまう恐れもあります。したがって、この機能は水際対策としては機能しますが、先ほどの章で書いた投稿権限で、グループ全員に権限付与するのか、管理者のみに制限するのか腹を決めることをお勧めします。

この機能はあまり期待してはいけない機能です。

参加者への質問を設定します

いよいよ箱づくりの大詰めです。こちらの機能は、入会者がFacebookグループに申請をする時に入会者宛に質問を設定する機能です。

どのように使うかと言えば、この機能を使って入会者の意思確認や、ルールの遵守を確認することができます。

例えば、以下のように使います。

  • 運営者「グループで決められているルールを守ることを約束しますか?」
  • 入会者「はい(または、いいえ)」
  • 運営者「このグループを知ったきっかけはなんですか?」
  • 入会者「〇〇を見てしりました」(←フリーコメントもできます)

このように運営者が事前に知りたい情報や、守ってほしいこと、約束したいことについて意思確認をすることができます。

人間には、一貫性の原理が働いています。入会者は、ここで「ハイ」と言えば、コミュニティーに入会後もその発言を守ろうとしますし、答えた内容を守る意識が働きますので、メンバーを意識づけするためにも活用したいサービスです。

グループルールを設定します

いよいよ最後です。コミュニティの校則を決めましょう。コミュニティを運営するあなたが、どんなコミュニティーを作りたいか、その想いを込めて校則(ルール)を設計します。

学生時代は、

  • 5分前行動する
  • 廊下を走らない
  • 人の悪口を言わない

のような校則がありましたね。同じように国でも、地域でも、会社でもルールがあるようにコミュニティにもルールが必要です。

僕が運営に参画しているあるコミュニティでは次のようなルールを設けています。

  • 他人への誹謗中傷はしない
  • 情報商材等の勧誘行為の厳禁
  • 内部コンテンツや情報の流出・転載禁止

こんな感じのルールを設定して運営をしています。

コミュニティメンバーが安心して気持ちよく交流できるコミュニティを作るため、きちんとルールを作ることが必要です。そして、ルール違反者に対して、秩序を守るために退会措置などもルールとして決めておくと良いですよ。

厳しいルールを定めることに抵抗を持つ主宰者もいますが、コミュニティの安心安全を担保し、居心地の良い空間を作るためにはルールの違反者に対して罰則があるのは仕方のないことです。これは国でも地域でも会社でも同様ですよね。1人の人間がコミュニティーを崩壊させてしまうこともよくある話です。

コミュニティーを運営するオーナーは他のメンバーが安心して過ごせる空間を作ることを第一優先に考えてルールの設計をしましょう。

さぁ、ここまでできたらオンラインサロンのオープンは目前です。

最後までお読みいただきありがとうございました。