【初心者歓迎】コミュニティを始める時に読むブログ(プラットフォーム選びと課金決済サービス)
オンラインサロンについてたくさん質問をいただくのが「どのような手順でオンラインサロンを始めたらいいか?」という内容です。
コロナウィルスの影響で、働き方が在宅にシフトしつつありリモートワーク全盛の時代においてオンラインのコミュニティ運営に興味を持ち、始める方が増えてきました。今回はそのような方に向けて、『超簡単・初心者でもわかるオンラインサロンの始め方』について解説をしていきます。
オンラインサロンの仕組みについて
オンラインサロンの仕組みは、『運用するためのFacebookのようなプラットフォーム』+『決済システム』の2つの組み合わせで成り立っています
ちなみに、Facebookでは『グループ』の機能を使います。俗にいう、Facebookグループですね。

できることであれば、Facebookのようなプラットフォーム(以下、Facebookとする)だけで運用したいのですが、Facebookには、月額課金の決済サービスがないため、仕方なく別のサービスを組み合わせて使います。
まず、オンラインサロンを始めるあなたがやるべきことは
- 運用するプラットフォームを選ぶこと
- 決済のやり方を決めること
この2つです。
先の事例でも挙げましたが、運用するプラットフォームはFacebook一択でOKです。他にもSlackやGoogle+などありますが、ユーザビリティの側面で、認知度が1番高いFacebookで運用するのがお勧めです。
Slackは、コンテンツが多岐に渡る場合は、カテゴリー分けが便利でとても使いやすいのですが、全体的な認知度でいうとFacebookに比べて低く、使用者も限られているため、ユーザーが使いこなせないという問題が発生しやすくなります。
※但し、ユーザーがSlackの使用に慣れていてかつカテゴリーが多くなりそうな場合はSlackもお勧めです。
DMMオンラインサロンとCAMP FIREコミュニティはどっちがいいのか
僕が多くの人から質問を受ける決済サービスの選び方について解説します。よくある質問は、「DMMオンラインサロンと、CAMP FIREコミュニティはどっちがいいですか?」という内容です。
決済サービスの選定先によって、利益率と利便性に影響がありますので慎重に選ぶことをお勧めします。
ます、手数料です。
- DMMオンラインサロンは手数料25%
- CAMP FIREコミュニティは手数料10%
これだけを比較するとCAMP FIREコミュニティに部がありそうですが、それぞれが提供しているサービスの内容も見て決めることが大切です。
サービスの内容で比較したいのは以下の5つです。
- 手数料
- 顧客管理
- 分析機能
- 操作性
- サービス


①手数料について
先にもお伝えした通り、DMMオンラインサロンは手数料25%で、CAMP FIREコミュニティは手数料10%です。例えば、毎月の売上が30万円あった場合、DMMオンラインサロンは手数料で7.5万円引かれます。CAMP FIREコミュニティでは3万円引かれます。その差、4.5万円/月で、年間54万円も差がついてきます。
②顧客管理機能について
人数が増えてくると入退会の管理が大変になってきます。DMMオンラインサロンとCAMP FIREコミュニティでは顧客管理についても機能が異なります。
DMMオンラインサロンの場合
- Facebookグループの中にDMMのスタッフが管理者として5名程度が参加しコミュニティの監視をしている
- 入退会が発生した場合は運営にお知らせのメールが届く仕組みがある
- 誰が入会したか、誰が退会したかが比較的容易に特定できる仕組みがある
CAMP FIREコミュニティの場合
- DMMオンラインサロンと異なりFacebookグループの監視は行わない。運営任せ
- 入退会が発生した場合は先月の顧客名簿と比較をして運営側で入退会者の特定をする
- 誰が入会したか、誰が退会した方を把握するためには、先月の顧客名簿と比較して特定する必要がある
CAMP FIREコミュニティには、顧客の変動を管理する機能がないため、顧客名簿をCSVでダウンロードし先月の顧客名簿と比較して特定する手間が発生します。人数が増えてしまうと結構骨が折れる作業になります。
③分析機能について
DMMオンラインサロンにも、CAMP FIREコミュニティにも簡単な分析機能がついていて、PVや流入経路がわかるグラフがあります。大きな期待はできませんが、無いよりはマシです。
SNSの投稿や、イベントを行った後のPVの動きを見ることで集客への効き具合を見ることができます。


④操作性について
募集ページの更新について、DMMオンラインサロンは更新がいつでもリアルタイムで反映できますが、CAMP FIREコミュニティは変更する内容をCAMP FIREに申請しなければいけないため変更までに数日の日数を要します。レスポンスの面では見劣りします。
また管理者画面は、好みもあるかもしれませんが、全体的にDMMオンラインサロンの方がUIが分かりやすくネットの操作が苦手な人でも簡単に使えます。
⑤サービスについて
DMMオンラインサロンには、「オンラインサロンアワード」のような年度表彰制度があるので、サロン運営のモチベーションになります。この表彰式にはホリエモンさんが主宰する堀江貴文イノベーション大学や、MBさんが主宰するMB LABOも登壇するようなイベントなのでとても価値のある表彰式です。余談ですが、昨年のオンラインサロンAWARD2019では私が運営するオンラインサロン「小寺メディア戦略室」も表彰されました。
運営においては、Facebookグループの中にDMMのスタッフが管理者として5名程度が参加しコミュニティの監視をするサービス(無料)があります。
これら2つのサービスはCAMP FIREコミュニティにはないDMMオンラインサロン特有のサービスです。
⑥その他
DMMオンラインサロンでは、ホリエモンのような著名人がサロンを主宰しています。そういった面でも安心感と信頼性が高いサロンになっています。
このように、手数料だけ比較すとDMMオンラインサロンには割高感ありますが、サービスまで含めると高い理由も頷けまし、サービス面ではDMMオンラインサロンに優位性があります。
利益率を求めるならCAMP FIREコミュニティですし、運営の効率面を重視するならDMMオンラインサロンです。どちらが選ぶかは使われるオーナー様次第ですので、ご自身の運用計画に合わせてご検討ください。
DMMオンラインサロンとCAMP FIREコミュニティ以外でコミュニティの決済をする方法
DMMオンラインサロンやCAMP FIREコミュニティはメジャーだけど「手数料が高い」という声が多数あります。
先ほども書きましたが、DMMとCAMP FIREを指すはサービスが豊富ですが、手数料が高めです。
そんな状況を踏まえて、「他に手段は無いのか?」とたくさんの質問を受けますので、今回はDMMとCAMP FIRE以外でコミュニティの決済サービスを構築する方法を解説します。
オススメは以下の4つです。
◎決済サービスの提供会社
- PayPal
- Stripe
- Square
- Pay.jp
手数料を抑えたい方は、決済サービスの提供会社と直接契約をするのがよいでしょう。上記の4社以外にもいろいろなサービスがありますが、私はこちらの4社をお勧めします。売上にもよりますが、プラットフォーマーと比較すると、軽く数万円/月は効果がありますよ。

費用だけを安価にしたいのであればPayPalやSquare、Stripeのようなサービスもあります。これらのサービスを使うことで手数料は3.5%前後の範囲なので、コスパは抜群です。
但し、これらの決済サービスには、先ほど申し上げた顧客管理や分析機能などのサービスが無いため、会員が増えると手間がかかってしまいます。
利益率を取るか、利便性を取るかまさに悩みどころです。

忙しい経営者になれば、手数料を払ってでも顧客管理をスムーズに行いたいというニーズがあるでょう。一方で、多少の作業負担を背負ってでも、利益率を高めたいというオーナーもいらっしゃいます。時間と投資のバランスが大切です!
最後までお読みいただきありがとうございました。